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重心始動理論について
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重心始動理論について

◆重心始動理論

重心始動理論とは「すべては重心を基点にして動き出す」という考えを基にした理論である. 自分の持っている身体能力を最大限に引き出すためには、身体を効果的に使いこなすことが必要となる.

我々が住むこの地球上において、身体を最も効果的に使いこなすことができるもの、それは動物である. 動物は人と比べた場合、脳は発達していないが、身体を使うことに関してはスペシャリストである. 特に野生の動物は皆、生息地域に順応した身体能力を持ち無駄のない効率的な動きを身に付けている.

人と動物の身体能力を比較してみると、走る速さ(表1参照)、切り替えしスピード、体重に対する筋力などどれをとっても人とは比べものにならないほど優れている. このことは、単に動物の脚が人よりも多くあるというだけでなく、実は内面的な身体の使い方が大きく関わっている. これらをヒントにして「すべては重心を基点にして動き出す」という考えを理論化したものが重心始動理論である.

.表1.動物の走るスピード

動 物 スピード 動 物 スピード 動 物 スピード
チーター 112km/h カンガルー 72km/h キリン 51km/h
77km/h ライオン 64km/h アフリカゾウ 40km/h

*20098月現在の短距離走世界記録保持者のスピード:ウサイン・ボルト(100m)平均速度37.57km/

◆人と動物における身体の使い方の違い

人はその昔、他の動物と同じように四足歩行であったが、進化の過程により直立二足歩行ができるようになった. その結果、手や足などの末端部が発達し、それに伴って内面的な身体の使い方も動物達のように身体の中心から動き始めるのではなく、末端部の手足から動き始めるようになってしまったのである(表2).

人の脳は末端部(特に手指)を使うことにより他の動物に比べ目まぐるしく発達したが、逆に身体能力は衰えていったと考えられる.

2.人と動物における身体の使い方の違い

対象 身体の使い方 動作例
末端部から動き出す 文字書き、食事、歯磨き、パソコン、掃除、自転車、自動車など
動物 重心(中心)から動き出す 走り出し、方向転換、ジャンプ、四肢の動作など

◆トップアスリートの身体の使いかた

人の中にも身体能力が優れたものが存在する. いわゆる「トップアスリート」である。これらトップアスリート達の内面的な身体の使い方を観察すると、動物の身体の使い方とよく似ている点が多く存在する. 例えば短距離走などのトップアスリートと競走馬を見比べてみると重心移動の加速、股関節からの力発揮、頚部の前後運動など非常に良く似ている. 言い換えるとスポーツにおいて要求されるものは、日常的な身体の使い方ではなく、動物的な身体の使い方ということになる.

今まで私たちはこれらトップアスリート達の優れた身体能力を「天才的な能力」、「運動センス」という言葉で片付けてきたが、身体の効果的な使い方を体得することによって誰でも自分の持っている身体能力を最大限に引き出すことが可能となる.

◆トレーニング効果をスポーツパフォーマンス向上に結びつけるには

今日までに神経-筋系、心臓血管系や呼吸器系の運動機能向上を目的とした多くのトレーニング法が考案、実用されてきたが、もし不効率的な身体の使い方のままこれらのトレーニングを続けていくとどうなるであろうか. 傷害を予防しスポーツパフォーマンスを向上させるためのトレーニングが、かえって傷害発生の原因となり、スポーツ動作においてもマイナスに働くことも考えられる.

したがって、トレーニングを始める場合は、まず身体の効果的な使い方を学び、それから各種のトレーニングを実施したほうが、より安全で効果的に スポーツパフォーマンスを向上させることができる(図1).

1.スポーツパフォーマンス向上のための全体的なトレーニングの流れ

@.   身体の効果的な使い方を体得する

          ↓

A.   各種のトレーニングを身体の効果的な使い方で実施する

          ↓

B.   身体の効果的な使い方を基に専門的な技術練習を実施する

          ↓

  スポーツパフォーマンス向上

◆身体の効果的な使い方を学ぶための手順

5つのステップを行っていくことにより(表3)、重心始動理論を段階的に学び、最終的に身体を効果的に使いこなせるようになる.

段 階 科 目 主な内容
ステップ1 身体移動編 重心について、身体内の重心感覚、重心位置と発揮筋力・メンタル・動体視力の関係、末端始動と重心始動の違い、 歩行・ランニング・ステップ動作での無駄な動きと改善方法、重心始動による各種トレーニング種目の実施
ステップ2 体幹操作編 体幹の構造と特徴コアについて、呼吸法とコアの関係疲労感覚とコアの関係、コアトレーニング、武道におけるコアの考え方、丹田式コアトレーニング、丹田式呼吸をスポーツ動作に応用する、体幹操作による各種トレーニング 種目の実施
ステップ3 下肢操作編 下肢の機能解剖、始動部位による活動筋の違い、下肢のキネティックチェーン、歩行動作の改善、ジャンプ動作の改善、動き出し動作の改善、下肢トレーニング の進め方、下肢操作による各種トレーニング種目の実施
ステップ4 上肢操作編 上肢の機能解剖、始動部位による活動筋の違い、上肢のキネティックチェーン、肩甲帯のリラックスと動作スピード、ローテーター・カフについて、上肢トレーニング の進め方、上肢操作による各種トレーニング種目の実施
ステップ5 身体連動編 ステップ14のまとめ、身体内でおこる力の伝達、機能的身体軸と構造的身体軸の違い、全身のキネティックチェーン、手の平と足裏の使い方、身体外に対しての 効率的な力の伝え方、スポーツ動作時に起こる身体内の力の流れと連動

テキスト『重心始動理論に基づく身体の効果的な使い方』より一部抜粋

トータルフィットネスサポートでは上記内容のセミナーを定期的に(またはお客様のご要望に応じて)開催しております. お申し込み・お問い合わせはTEL028-611-1670またはメールにて受け付けております